Column.2 就職活動の流れ

一方通行ではなく、サイクル

就職活動は、一般的には以下の流れで進んで行くと言われます。

  1. 自分を知る |自分の特性の理解
  2. 職業を知る |業界、企業、職種についての理解
  3. 体験する  |インターンシップなどで、実際にやってみる
  4. 選考を受ける|書類選考、筆記試験、面接試験など
  5. 内定をもらう|承諾するかしないかの意思決定

しかし、実際は、この流れのように、一方通行で順番に進んで行くものではありません。特に、1の「自分を知る」から、3の「体験する」までは、それぞれを同時進行で進めるイメージを持った方が良いかもしれません。

例えば自分の好きな食べ物は何かを考えた時、頭の中で「何が好きなのかな」と考えていても、おそらくはこれまでに食べたことがある物しか選択肢に上がらず、知らない食べ物や食べたことがない料理については、選択肢にも上がらないため、自分が好きかどうかもわからなのではないでしょうか。

新しい食べ物を知ること、食べてみることで、それを好きだと感じる新しい自分を知ることになるのです。

就職活動も同じで、自分はどんな人間なんだろうと、どれだけ頭を使ってじっと考えていても、おそらく限界がきてしまいます。これは、これまでの経験の中の自分しかわからないからです。そのため、「自分がわからない!」と、止まっていると、いつまで経ってもその先が見えなくなってしまいます。

先ほどの料理と同じように、たとえ自分のことがあまりよくわかっていなくても、どんな仕事があるのか、どんな働き方があるのか、どんな会社があるのかを調べていく過程で、何かしらを感じている自分に出会えるはずです。さらに、その仕事や、関連する仕事を体験したり、話を聞くなど、自分で味わってみることで、それを自分がどう感じるかという自己理解に繋がっていきます(自己理解や、職業理解については、また詳しく書いていきます)。

さらには、社会に出てからも、この、「自分を知る」「職業を知る」「体験する」というサイクルを回して行くことは大切になってきます。

就職活動を通じて、このサイクルを回していけることを習慣にできると、より良い職業人生を歩んで行くことができるのではないでしょうか。

ただ、今回は、「自分を知る」の部分から順に公開していきます。