Column.18 書類は自分

書類は自分

選考の過程で多くの場合が履歴書やエントリーシートなど書類の提出です。最近はインターネットを通じて提出するエントリーシートが増えてはいますが、書面による履歴書の提出も多くの企業が行ってます。エントリーシートは、手書きの履歴書よりも簡単に提出が出来る分、どうしても、個人の特徴が伝わりにくくなってしまいます。そのため、特に手書きでの履歴書は、皆さん自身だという意識を持って大切に扱いましょう。

書類選考がある場合は、その書類を読んでもらい採用担当者に、会ってみたい、もっと詳しく話を聞いてみたい、と思ってもらう必要があります。

見た目が重要

書類選考がある場合は特にですが、書面のみで合否が決まります。書類で何がポイントになってくるかというと、まずは単純に、読めるかどうかです。

字が汚い、字が小さい、誤字脱字など、読み手のことを考えていない書類は、手にも取ってもらえません。逆に、どうしてもこの会社に入りたいという思いを込めて書いた書類は、中身を読まなくても伝わってくるものがあります。文字が上手い、下手の基準ではありません。どれだけ思いを込めて丁寧に仕上げるかどうかです。

さらに、書類の扱いも大切です。汚れていたり、折れ曲がっていた入り、果ては破れているような履歴書は論外です。会社に入ってからも、重要な書類を大切に扱えないと判断されかねません。

自分のことを書く

履歴書の大きさは皆さん同じです。ある人はA4で10枚与えられて、別の方は、A4半分しか使ってはいけない、ということではないのです。皆さんに与えられる「枠」は全く同じです。与えられた中でどれだけ自分の情報を伝えられるかが重要です。

よくあるケースが、自分の事でないことを書いて、貴重なスペースを使ってしまっている方。

例えば志望動機に、「貴社の○○という理念に大変共感したため志望いたします。」など企業理念をそのまま書いたり、「○○で□□のアルバイトをしていました。アルバイトの仕事は・・・」と、アルバイトの説明を長々と書いているケースです。

履歴書は、あくまでも皆さんのことを書く書類です。企業の方が知っている理念や企業の説明、社会で一般的なこと、アルバイトの説明は必要ありません。企業の方が知りたいのは、皆さんのこと。皆さんが、どんな思いを持って、どんな考えをして、どんな行動をとるのかを文章にしていきます。

短い時間で読めるように

企業の方は、何十、何百、多い企業では、何千以上もの書類を扱うことになります。1枚の履歴書にかけられる時間は、どうしても限界があります。限られた時間の中で、相手に自分のことを正確によりわかりやすく伝えるためにはまずは結論から書くことが必要です。

新聞を思い出してください。新聞も短い時間で読者が記事の内容をつかめるように、まず記事ごとに見出しがあり、その後、詳しい内容が書かれています。もし、新聞に見出しがなく、記事がそのまま書かれていたらどうでしょうか。その文章が何の記事なのかを読みながら考えていかなければならなく、どうしても理解に時間を要してしまいます。結論が最初に書かれていることで、記事の内容を読まなくても、何が書かれている文章かを把握でき、そのうえで文章を読んでいけるため理解が深まります。

書類でも面接でも同じですが、まずは文章の結論、問われている質問に対する回答を1文で端的に書きましょう。